社会保険の手続き
Social insurance
社会保険とは
社会保険とは、病気やケガ、要介護等になってしまった場合に保障を受けられる公的保険制度です。保険と聞くと民間の保険会社が募集している生命保険や損害保険などと同じかと思われるかも知れませんが、大きく違う点は、条件を満たす国民全てが加入する義務があるというところです。
会社で働く場合に加入することとなる「厚生年金保険」「健康保険」「介護保険」をまとめて、社会保険と呼びます。
（個人事業主等の場合は、「国民年金保険」「国民健康保険」「介護保険」となります。）
厚生年金保険
老齢厚生年金は、老後生活を保障する公的年金です。
生涯安心して暮らすための収入確保の目的があります。
またそれだけではなく、病気やケガで障害を負ってしまった際の障害厚生年金、加入者本人が死亡した時に遺族が年金を受け取れる遺族厚生年金があります。
健康保険
病気やケガで通院もしくは入院した際に、給付を受けることができる制度です。
その他にも、高額療養費、出産育児一時金、出産手当金、傷病手当金、埋葬費といった様々な保障が受けられます。
介護保険
介護が必要になった人に対する保障制度で、40歳以上の人に加入が義務付けられています。
訪問介護や通所介護、老人福祉施設の利用などのサービスを受けることができます。
会社の事業主は、かならず従業員を社会保険に入れないといけないの？
法人は社会保険の加入が義務付けられている為、社長一人だけだとしても必ず入らなければなりません。個人事業主でも5人以上（パートアルバイト含む）の従業員がいる場合、例外を除き、社会保険の加入義務があります。したがって、常時雇用している従業員は、働き方にもよりますが基本的に全員、社会保険に入れないといけません。
常時雇用していないパート、アルバイトや契約社員においても条件によっては加入させないといけない場合がありますので、「うちの従業員はパート、アルバイトだから大丈夫！」と、勝手に判断するのではなく一度ご相談ください。
社会保険関連の申請手続きにはすべて対応しています。
また各種申請も電子申請で行う為、事業主さまの手間をとらせずスピーディな申請が可能です。
